「5年後の組織は、今日の積み重ねの先にある。」

「5年後、うちの組織はどうなっているだろうか?」
そんな問いを持つことは多くの経営者やリーダーにとって自然なことですが
実はその答えはすでに今の中にあります。

現在の組織状況も、振り返れば5年前からの積み重ねの結果です。

制度が曖昧なまま放置されていたこと、仕組みが属人的だったこと
現場の声に耳を傾けなかったこと。
あるいは、小さな改善を地道に続けてきたこと。
すべてが今の組織文化を形づくっています。

そして、5年後の組織文化もまた「今日の選択と継続」によって決まります。

今、どんな会議や共有をしているか
今、どんなフィードバックをしているか
今、どんな価値観を言語化して共有しているか
今、どんな行動を称賛し評価ているか

これらがすべて、未来の文化をつくっていく「種」です。

ここで多くの経営者がぶつかる壁があります。
それは「誰から組織文化を落とし込むのが正解なのか?」という悩みです。

多くの場合、古株の幹部からの浸透を期待しすぎてしまい、
動かない現状に焦りを感じる方も少なくありません。
しかし、解決の糸口は「既存の幹部に執着しすぎない」という視点にもあります。

新しい文化や仕組みは“新たな希望(ホープ)”となるプロダクトやプロジェクトの中に育てることが効果的です。
たとえば、新しい価値観や働き方を体現する新規事業、次世代リーダー育成プロジェクト、
または部門横断のチームづくりなど。

そうした“未来にふさわしい行動と関係性”が自然と根付くフィールドから文化を生み出し、
既存組織にも広げていくことで、無理なく着実に風土が育っていきます。

文化は一朝一夕には変わりませんが、
「仕組み」と「言葉」と「関わり」で日々、更新することはできます。
逆に言えば、“何もしない”こともまた文化の選択です。

5年後、「良い組織になったね」と言われる未来をつくるには、
今日から何を継続し、何をやめるかにかかっています。

そして、誰から始めるかを柔軟に捉え、未来の象徴となるプロダクトや人材に文化を託す視点が、
変革のカギになるはずです。

未来は、今日の延長線上にある。
だからこそ、日々の積み重ねに誇りを持てるような組織づくりを、
今この瞬間から始めていきましょう。

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